紅茶と君と僕。

気ままに、そのままに。

夜風が心地よい

 タイトルと今回の記事はあまり関係ない。どうしてこのタイトルなのかと言えば、パソコンに文字を打ち込んでいる現在が深夜の2時過ぎで、窓の網戸から心地よい風が部屋に入り込んでいるからだ。こういう気持ちの良い夜は、ベッドに仰向けになって、左脚の膝から下はベッドからはみ出して床につき、掛け布団はへその辺りで十分で、部屋の一切の電気を消し、ぼうっと考え事に耽るのだ。

 

 さて、今回書きたかったことは、すごくどうでもいいことであって、さらに何の得にもならないことである。予てから思っていたことなんだけど、要領の良い人ほどよく遊んでいるということ。この場合の遊びは様々なものが当てはまるのだけれど、同世代で言えばゲーム(コンシューマーゲームのこと)のことを主に指す。そして単に時間潰しや惰性でやっているのではなく、全力でプレイしている。のめり込み方が異常とも言えるのに、日常生活に支障をきたしているようにも見えない。

これが僕にはわからない。どうしてだろうか。自分がそれくらいにやり込んでしまうと時間が掛かる上に、他のことが確実におろそかになってしまう。そして何より、自分はそこまで入り込んだり手間暇を掛ける情熱がないようにも思える。

 

 ただ、わからない領域だけど、すごくうらやましい。何事にも全力でぶつかっている気がして、すごく憧れる。仕事も、生活も、遊びも、全て全力なんだろう。本人は全力ではないのかも知れないけれど。何事であっても、しっかり入り込める人なんだろう。

そういった人に、僕はなってみたいなぁ。普段から適当な僕は、こうは思っても、本当に思っていることなのか自分で疑ってしまうほどに、適当に生きている気がしてならない。

 

 僕がそのレベルに到達するのには、まだまだ経験値が足りない。でも近づけたなら、今抱えているこの気力の無さみたいなものから解放されるんじゃないのかな。

 そして、近づく第一ステップとして僕は何が出来る、或いは、何をすべきなのだろうか。

 

 夜風に当たりながら静かに考え、恐らく答えは出ないまま、眠りにつくんだろうな。