紅茶と君と僕。

気ままに、そのままに。

ふみんふみん

いかんいかん。不安なものが増えてくると、たちまち眠れなくなるこの面倒な体質。

さすがに今日(昨日)は疲れが溜まっていたのか、ベッドにうつ伏して事切れてしまう事態に陥ったんだけれど、途中で目覚めてからはもう不安に不安が募り、今の今まで起きている次第だ。

 

余計なことを考えても、考えなくても、ダメな時はダメ。それをどうしてか、認めることができない。すごく恥ずかしいことだと思い込んでいるのだろうか、それともすごく情けないことだと思い込んでいるのだろうか。

できないからなんだ?下手だからなんだ?その時のそれが、これからの自分の人生に深く関わるのか?それができなきゃ死ぬのか?

 

そんなことはわかってはいるんだよ。気にしすぎってことくらい、わかっているんだよ。でも多少は気にしないと生きていけない世の中だから。社会のシステムってそうでしょう。できるできないでしっかり線引きしてんだもの。

じゃあ諦めたらいいじゃない。そうとも思う。何もかも捨てて、端から拒否!そうやって見えない何かをどんどん失うかも知れないけど、自分は守れる。

失うものが増えてくると、迷惑をかけることが増えてくる。これは一体どうなってんでしょうな。あーやだやだ。だから独りが良い。独りじゃないと気遣わなきゃいけないでしょ。こんな僕にでも、助けてくれる人が現われることもあるんだから。

 

独りが良いと思っていたんだけどな。最近はどうやら違うみたい。思わなくなった。

それから、できる自分が見たくなった。なんででしょう。それです、そうですそれです。

大切なんですよ。ほんとに。

 

いつもの不安な朝は、少しお休みをしているんだろうさ。こうやって寝逃した朝の心は、いつもなら鉛のように重くて人生までもを諦めたくなるのだけれど、これもまたどこかへ散歩へ出かけてしまっているのだろうか。

準備はできている。待ってくれている人がいる。横で一緒に歩幅を合わせてくれる人がいる。

あとは、自分が頑強な意志を持って臨むだけ。そのあとは、ちゃんと待っているじゃない。

 

本当に魔法みたい。いつもみたいに辛くない。